やればできる魔法の合言葉、済美高校復活ののろし。

今年夏の全国高校野球選手権に愛媛の済美高校が帰ってきました。済美高校は2004年選抜出場して強力打線で初出場初優勝しました。その夏も準優勝に輝き新勢力として名前を全国にとどろかせました。さらに2013年の選抜にも準優勝をして強豪校の地位を固め愛媛県のチームは済美を倒さないと甲子園に行けないという済美包囲網ができました。それを率いていたのが上甲監督で高校野球の名監督として1988年に宇和島東高校を率いて選抜初出場初優勝を勝ち取った名将です。この上甲監督の特徴としては高い攻撃力にあると見がちですが、本質は守備力にあると思います。守備でミスした場合はすぐに交代させられますし、選手もそれを理解しているので必死でプレーをします。それが現れる試合は多く2004年の選抜では2回戦東邦戦では1点リードの終盤のピンチにスクイズを本塁アウトにしています。さらに準決勝の明徳戦では最終回エンドランをかけてきた攻撃に対し三振を取りしっかり走者も刺しています。決勝の愛工大名電戦では終盤再三のピンチもゴロをしっかり捌いて勝負どころではミスをしません。2004年夏の2回戦乱戦となった試合で最後タッチアップを試みた走者を刺して試合終了。3回戦岩国戦ではピンチが広がる場面でセンターがダイビングキャッチで失点を防ぎ、準々決勝の中京大中京戦では同点に追いつかれての無死満塁、9回の無死2.3塁を高い守備力で防いでいます。2013年の選抜準決勝でも1点リード最終回無死3塁を無失点に抑え決勝進出と異様なまでの勝負強さを見せつけました。その上甲監督も亡くなり済美高校は新体制になり、3年間は愛媛県でもなかなか勝てませんでした。しかし今年強力な打線で愛媛県を勝ち切り甲子園でも2回勝ちました。特徴はヒットはそんなに打ちませんが、ホームランなどの長打攻勢で大量点を奪う野球を貫きました。3回戦の盛岡大付戦は6安打しか打てませんでしたが、ランナーを貯めて長打で大量点という野球を見せてくれ19安打の相手に勝利まであと一歩まで迫りました。ただ上甲監督が掲げていた守備力が乱れ、バッテリーエラーや内野陣の送球ミスなどでピンチを向かえる場面がありました。これが敗戦につながりました。但し、今年見せた済美の少ない安打で大量点を取る長打野球は復活済美の予感をさせてくれました。これで上甲監督のしぶとい守備が加われば愛媛野球に黄金期がくるのでは期待させてくれました。キレイモ 効果